みかん時々坊っちゃん

書評、時事ネタを主に書いていきます。

私が猫をほしくなった理由(前)

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人生で猫と私はあまり接点がない。これまで数種類のペットを飼ってきており、犬はその中に含まれているが猫を飼ったことはない。断然に家族は犬が好きだし、私も犬派であった。しかし、最近になり猫が無性にほしくなり、飼いたくなってきた。そこで、猫がほしくなってきた理由を考えてみた。

私の猫史

少ないながらも私も猫に触れ合った経験や猫の情報に触れた経験がある。ここでは、時系列的に私と猫の接点を記述していく。

幼き頃の思い出

28年生きてきた中で一度だけ猫が家に滞在していたことがある。飼っていたのではなく一時的に家の子供が囲っていただけである。9~10歳くらいの頃、ある日突然に妹が黒猫を持って帰ってきた。雌の毛並が美しい黒い猫だった。当然ながら妹はその猫を家で飼いたがっていたし、初めてのペットに私も興奮していたのでそう思っていた。連れてこられた猫はそれから一週間ほどは家に居座っていた。家の中でいたわけではないけれど、外にいたし、やる餌も食べていた。

しかし、両親、特に父親が猫をあまり好んでいなかったようだった。突然、その猫はいなくなった。どうやら、父親がその猫を遠くに捨てに行ったようだった。

ショックであった。元の状態に戻ったといえばそうかもしれないが、野生に戻った猫がどんな生活を送っているのかを考えると悲しみが心に湧くのを感じた。同時に、猫を捨ててきた父親に怒りを覚えた。こうして、最初の猫との接触は悲しみと若干の怒りで終了するに至った。

愛媛県の青島(猫島)

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愛媛県大洲市青島(Google Earthより)

愛媛県大洲市は青島という猫島を有する。ここは、「青島・島民15人猫100匹以上の島」というキャッチフレーズがついているほど猫密度が高い島なのである。そして、キャッチフレーズがつくくらい有名だから、この猫島はメディアでも紹介されたことがある。結果、地元テレビ局のニュースで猫島が特集されているのを見て私はその存在を知った。

猫島という単語が胸に引っかかっているときに私はビデオ屋で「猫の島 瀬戸内・青島 」というDVDを見つけた。このDVDは単に青島を訪れて、猫を映し、ナレーションを入れているだけである。しかし、それがいい。この島を訪れた気にしてくれる。船を下りると出迎えてくれる猫。餌をねぐって熾烈に競争する猫。猫じゃらしに甘えている猫。外れを一匹闊歩する猫。色々な猫が見られる。

今までは犬一択だったが、このDVDを見て猫もいいなと感じてしまった。

某著述家の猫溺愛ぶり

ここでは、名を伏せるが私には結構好きな著述家がいる。彼が猫好きなのだがその発言を聞いていると、猫というものは飼うものではなくて、そこに在るものであると感じてしまう。その発言の一部を下記に記述する。

  • 「ネコ科の動物を凌虐する人間は全て極刑にしろ」
  • 「可愛い動物は殺してはならない。可愛くない動物は殺しても良い」
  • 「世の中には、『私はいい人です』となどといって憚らない人間が居ますが、そんな人間は一番信用できません。一番信用できるのは、猫のためにどれだけ愛情を注げるか」

猫と饒舌の日記より引用(http://ameblo.jp/tsunehira/

彼の発言を聞いていると猫へのとてつもない愛を感じる。そして、別の方の「猫は麻薬だ」という発言を引用して、同意であるとも語っている。

一般的に依存性があるといわれているものを私はやらない(酒を除く)。ギャンブルもやらない、タバコも吸わない、当然麻薬もやらない。だが、この著述家のこの猫への溺愛ぶりを見て、猫にやられるのもいいかなと思ってしまった。

 まとめ

少年時代:猫との出会いと別れを通して、初めて猫と接点を持つ。猫というものが心に残る。

青島を知る:ペットの選択肢が犬+猫になる。

著述家の溺愛ぶりを知る:そこに在るものとしての猫を知る

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「マック」復活なるか?

てりやきマックバーガー

私は、ハンバーガーチェーン店の「マクドナルド(以下、マック)」に2~3か月に一度無性に行きたくなることがある。マックには、種々多様な品目があるのだが、その中でも異彩を放っているものだある。「てりやきマックバーガー」である。パンにはさまれたレタスにハンバーグ、そしててりやきソースとマヨネーズ。口に含んだ時に訪れるてりやきソースとマヨネーズの風味が食材と相性ピッタリである。この「てりやきマックバーガー」を無性に食べたくなり、たまにマックに行く。

マックの迷走

しかし、たまに行きたくなるこのマックに最近は足を向けていなかった。一言でいうと、サービスが「くそ」みたいに思えたからだ。一番いらっときたのが、注文するときにレジカウンターの上にメニューがなかったことだ。頭上にあるメニューボードの上には、もちろん記述してあるのだが、メニューをみるのに遠くを見なくてはならず疲れる。それに、なんだか選びにくい。これには本当にいらっときた。この店は、回転率だけを考えて、客のことを考えていないのかと思った。

それから、60秒ルールである。「会計が終わってからの時間を砂時計で計測し、60秒以内に商品を渡せなかった場合は「ビッグマック」などのバーガー類の無料券をプレゼント」というルールであった。ジャンクフードというジャンルであるのだから素早いのはいいことなのだけれど、なんにでも加減というものがある。60秒ルールのせいでくそみたいに崩れた商品を出されたとか、という噂話を聞くと、やはり店に行く気にはなれない。それに、なんだか店員が気の毒に思えて、あまりおいしくいただけない気分になっていた。

マック正常路線へ

上記のため、一年と何か月、マックに足を運ぶことはなかった。しかし、人間である。先日、無性に「てりやきマックバーガー」を食べたくなったので店を訪れた。すると、ここ最近のマックに持っていたイメージは払拭できたし、セットメニューはなかなかよかった。まず、レジカウンターにメニューがあり、安心した。そして、品物が出てくるのは早かったけれど崩れてはなかった。次に、セットメニューのサイドは以前にはフライドポテトだけだったけれど、それに加えて、チキンナゲット・サラダ・コーンの中からも選べるようになっていた。私は、チキンナゲットが好きなのでこれには感動した。

ここ最近の悪いイメージをマックは払拭しようとしているらしい。それは、なかなか成功しているし、メニューにも充実が見られた。負のイメージから少し脱して、プラスにしようとする気概が見られた。

「マック」復活なるか?

しかし、これでマックが復活するかは分からない。日本経済の潮目が変わろうとしているからだ。日本経済は、ここ20年くらいデフレであるが、マイルドなインフレを日本政府は実現しようとしている。デフレの勝ち組とマックは言われたが、すき屋ワタミと共に最近は調子が良くない。その代り、高付加価値を売りにした店は上り調子になっている。

最近の悪いイメージを払拭して、かつての成功していた時の姿をマックは取り戻そうとしているかに思える。しかし、日本経済の潮目が変わり、目標とすべき姿がかつてとは異なりつつある。かつての姿を取り戻したとしても周囲の反応は以前とは異なる。果たして、マックの個性を残しながらもこの潮流に乗り遅れないということが可能なのだろうか? 経営者の手腕に期待する。

さあ、「古事記」をティーチングしよう

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「読書の技法」を読んで正しい知識を効率的に身につける方法を学ぼう

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